本記事では、「日本古典籍総合目録データベース」を活用して古書の画像を確認する方法を解説します。
1. 日本古典籍総合目録データベースとは?
本データベースは、日本の古典籍の総合目録です(一部、漢籍・明治本を含みます)。『国書総目録』(岩波書店刊)の継承・発展を目指して構築した、いわば「新国書総目録」ともいうべきもので、古典籍の書誌・所在情報を著作及び著者の典拠情報とともに提供します。
引用:http://base1.nijl.ac.jp/~tkoten/
「日本古典籍総合目録データベース」では、画像データを提供している資料もあるため、所蔵情報の確認以外に、くずし字の読解練習、挿絵の観賞を楽しみたい、という方におすすめです。国文学に興味があるなら、ブックマークしておきましょう。
2. 日本古典籍総合目録データベースの使い方
まず、以下のリンクから「日本古典籍総合目録データベース」にアクセスしてください。
URL: https://base1.nijl.ac.jp/~tkoten/
「目録検索で資料を探す」の「検索ページ」をクリック。
「書名(すべて)」に具体例として、「おさな源氏」と入力。「完全一致」を選択。「検索」をクリック。
検索結果が表示されました。一番上の「繪入/をさなけんし」をクリック。
「画像データ」の項目をクリック。
画像を表示することができました。「新日本古典籍総合DBで画像を見る」のリンクをクリックして、大きな画面で確認することもできます。
【まとめ】
1. 「日本古典籍総合目録データベース」にアクセス。
2. 「目録検索で資料を探す」>「検索ページ」で検索。
3. 「画像データ」を表示。
今回は画像を確認する方法を解説しましたが、「日本古典籍総合目録データベース」では所蔵情報を確認することができます。実物を確認したかったら、所蔵先に閲覧請求をしてみてもいいかもしれませんね。