Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」には3種類のモデルがあるため、購入前にゆっくりと考えてから選びたいですよね。
「Kindle」は大量の本を気軽に持ち運びできるため、通勤・通学中を有意義な読書タイムにすることができます。「防水機能」を搭載しているモデルなら、お風呂に浸かりながら読書を楽しむこともできますよ。
本記事では、Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」の3種類のモデルを比較しています。「Kindle」を活用して読書量を伸ばしたいなら、ぜひ、参考にしてみてください。
Kindleとは?

「Kindle」とは、Amazonが販売している電子書籍リーダーです。専用の「Kindleストア」から電子書籍を購入することができます。余計な機能は取り払われ、読書を楽しむことだけに特化した専用デバイスです。
Kindleの特徴
読書に特化したディスプレイ

「Kindle」の画面は「E-ink ディスプレイ」を採用しているため、本物の紙のように滑らかです。また目に優しい「フロントライト方式」を採用していて長時間の読書も快適です。明るさの調節が可能であり、時間と場所を選ばず読書を楽しむことができます。
大容量のストレージ

「Kindle」は一般的な書籍なら数千冊の本を保存することができます。紙媒体の本は重要なものに限定して、部屋の空間をすっきりとさせることができますよ。
マンガは「8GB」モデルなら「約130冊」、「32GB」モデルなら「約650冊」保存することができます。マンガを読むつもりなら「32GB」のモデルがおすすめです。
ハイライト・辞書検索・フォント変更機能など

「Kindle」は電子書籍に固有の機能を持っています。ハイライト、辞書検索、ウィキペディア検索、翻訳、フォント変更など。ペンを持ったり、パソコンで調べながら読書をする必要はありません。Kindle には読書に必要なものが全部揃っています。
小型・長時間バッテリー

「Kindle」の充電時間は約3~4時間。バッグに簡単に収納できる小型の電子書籍リーダーであるにもかかわらず、一度の充電で数週間利用することができる長時間バッテリーを実現しています。充電切れの心配が少ないため、安心して持ち運びができます。
Kindleの比較



Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
価格 | ¥8,980 から | ¥13,980 から | ¥29,980 から |
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
容量 | 4GB | 8GB / 32GB | 8GB / 32GB |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
防水機能 | – | ◯ | ◯ |
接続 | Wi-Fi | Wi-FiまたはWi-Fi + 無料4G | Wi-FiまたはWi-Fi + 無料4G |
「無料4G」とは、Wi-Fi環境が用意できないユーザーのためにAmazonが提供している無料の通信回線です。詳しくは以下の説明を読んでください。
ご自宅でWi-Fiの設定をされていない場合などは、4Gモデルが便利です。無料で4G回線が使えるため、インターネット環境がない場所でも本をダウンロードできます (4G接続は日本国内のみ。マンガなど大容量のファイルは4G接続でダウンロードできない場合があります)。ワイヤレス接続の設定が不要なため、購入後、箱から取り出すだけでKindle本の購入や読書をすぐにはじめられます。無料の4G接続は携帯電話と同じ電波を使用していますが、Amazonが4G回線料金を負担しているため、追加費用も煩雑な契約も不要です。
出典:Amazon「Kindle Paperwhite」
Kindle(無印)
- 価格:8980円から。低価格のエントリーモデル。
- 容量:4GB。
- 解像度:167ppi。
- 防水機能:非搭載。
「Kindle」のメリットは「低価格」です。前世代のKindleとは異なり、最新版のKindleにはフロントライトが搭載されているため、ネックの不満点が解消されました。
デメリットは「容量4GB」および「解像度167ppi」です。マンガを読みたいなら、「4GB」と「167ppi」は厳しい数値です。しかし、小説を読むだけなら「容量」と「解像度」は無視してよいため、デメリットにはなりません。
それから「防水機能は非搭載」であるため、お風呂に浸かりながら読書を楽しみたい方は、防水機能搭載の「Kindle Paperwhite」をおすすめします。
結論として「Kindle」は「値段重視」で「小説を中心に読みたい」あなたにおすすめのモデルです。
Kindle Paperwhite
- 価格:13980円から。コストパフォーマンス最高のモデル。
- 「8GB」「32GB」から選ぶことができる大容量ストレージ。
- 「300ppi」の高解像度ディスプレイ。
- 「防水機能」搭載。
個人的には「Kindle Paperwhite」がおすすめです。
「Kindle Paperwhite」のメリットは「8GB」と「32GB」から選ぶことができる「大容量ストレージ」、「8GB」はマンガが約130冊、「32GB」は「約650冊」保存することができます。また「300ppiの高解像度ディスプレイ」のおかげでイラストもきれいに再現しています。
さらに、「防水機能」を搭載しているため、お風呂に浸かりながらゆっくりと読書を楽しむことができます。
正直なところ、「Kindle Paperwhite」にはデメリットはありません。間違いなく、コストパフォーマンスは最強のモデルです。あとは「電子書籍端末に13980円を支払うことができるのか」を考えるだけですね(セールで購入したらもっと安くなります)。
結論として「小説だけではなくマンガも楽しみたい」「お風呂で読書を楽しみたい」あなたにおすすめのモデルです。迷ったら無難な「Kindle Paperwhite」を選ぶことをおすすめします。
Kindle Oasis
- 価格:「29980円」から。最上位モデル。
- 「8GB」「32GB」から選ぶことができる大容量ストレージ。
- 「300ppi」の高解像度ディスプレイ。
- 「防水機能」搭載。
- 「7インチ」のワイド画面。
- 「色調調節ライト」
- 「明るさ自動調整機能」
- 「人間工学的デザイン」
- 「自動画面回転機能」
- 「ページ送りボタン」
最上位モデル「Kindle Oasis」は最高級の贅沢品です。
「Kindle Oasis」は「7インチのワイド画面」、スクリーンの色をホワイトからアンバーまで変更できる「色調調節ライト」、また、常に最適な明るさに設定してくれる「明るさ自動調整機能」で本の読みやすさを追求したモデルになっています。目玉機能は「ページ送りボタン」。片手で読書ができるようになりました。


ただし、電子書籍端末のために最低でも「29980円」を支払わなければなりません。「Kindle Paperwhite」と「約16000円の差額」ですよね。「7インチのワイド画面」 「色調調節ライト」 「明るさ自動調整機能」 「人間工学的デザイン」 「自動画面回転機能」 「ページ送りボタン」のために「約16000円の差額」を支払うことができるのか、自分の懐具合と相談してみてください。
「Kindle Oasis」は「経済的に余裕がある」あるいは「電子書籍端末に妥協は一切許されない」あなたにおすすめのモデルです。
あなたにおすすめのKindleは?

小説を読むだけだから最安値のエントリーモデルがいいかな

バスタイムに読書はしないから防水機能は不要だわ

小説だけではなくマンガも楽しみたいね

コストパフォーマンスが最高のモデルはどれかしら?

経済的に余裕があるから最高級のKindleを買いたいね

電子書籍端末に妥協は許されないわ!機能性最高のKindleがいい!
Kindleはセール割引がお得
Amazonでは定期・不定期にKindleのタイムセールを開催しています。特に7月に開催されているアマゾンプライム会員限定「プライムデー」、および12月に開催されている「サイバーマンデー」は大幅な値引きをしています。
とはいえ、毎月開催されている「タイムセール祭り」でも十分な値引きがされているため、Amazon公式サイトで「タイムセール通知」をONにして、定期的にチェックしてみてください。目安として「2~3000円の割引」がされていたら、購入のタイミングとしてバッチリです。
セール情報は「Kindle端末本体のセール情報【2021年】【随時更新】」をチェックしてください。
おわりに
「Kindle」のメリット
- 読書に特化したディスプレイ
- 大容量のストレージ
- ハイライト、辞書検索、テキストサイズの変更機能
- 持ち運びに便利な小型サイズ・長時間バッテリー
「Kindle」を選ぶときのポイント
- 「値段」で選ぶなら「Kindle」
- 「コストパフォーマンス」で選ぶなら「Kindle Paperwhite」
- 「最高の機能性」を求めるなら「Kindle Oasis」