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気軽に読むことができるおすすめの文庫本【8選】

文庫本 外国文学

ジャンルに縛られず、気軽に読むことができる本をピックアップしました。本のボリュームではなく、内容的に気軽に読むことができる本を選んでいます。日本文学から3冊、海外文学から5冊です。

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日本文学

『高丘親王航海記』澁澤龍彦

幼時から父平城帝の寵姫藤原薬子に天竺への夢を吹き込まれ、エクゾティズムの徒と化していた親王は、怪奇と幻想の世界へと旅立ちます。鳥の下半身をした女、犬頭人の国……。著者ならではの幻想に満ちた華麗なる物語が展開します。

引用:Amazon「内容紹介」

澁澤龍彦の幻想小説。ただし、単純に幻想小説というわけではなく、衒学的な文章と絡まって、筆者独自の雰囲気を醸し出している。難解な単語が出てくるけれども、不思議にすらすらと読むことができる。魔法使いに竜退治もいいけれど、たまにはエキゾチックな日本のファンタジー小説はいかがでしょうか。

『一千一秒物語』稲垣足穂

少年愛、数学、天体、ヒコーキ、妖怪…近代日本文学の陰湿な体質を拒否し、星の硬質な煌きに似たニヒリスティックな幻想イメージによって、新しい文学空間を構築する“二十一世紀のダンディ”イナガキ・タルホのコスモロジー。表題作のほか『黄漠奇聞』『チョコレット』『天体嗜好症』『星を売る店』『弥勒』『彼等』『美のはかなさ』『A感覚とV感覚』の全9編を収録する。

引用:Amazon「内容」

「黒猫」「星」「三日月」「雨」「チョコレート」「コーヒー」「パン」「シガレット」「時計」「鉛筆」……
心がワクワクしたら、稲垣足穂と相性抜群。ファンタジーの雰囲気で、心がほっこりする掌編群。退屈な現実に疲れたら、稲垣足穂の本を手に取ってみてはいかがでしょうか。

『第七官界彷徨』尾崎翠

人間の第七官に響くような詩を書きたいと願う少女・町子。分裂心理や蘚の恋愛を研究する一風変わった兄弟と従兄、そして町子が陥る恋の行方は? 忘れられた作家・尾崎翠再発見の契機となった傑作。

引用:Amazon「内容紹介」

「よほど遠い過去のこと、秋から冬にかけての短い期間を、私は、変な家庭の一員としてすごした。そしてそのあいだに私はひとつの恋をしたようである」という書き出し。文学少女は必読。昭和6年の作品であるにもかかわらず、モダン。

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海外文学

『長距離走者の孤独』アラン・シリトー

社会が築いたさまざまな規制への反撥と偽善的な権力者に対するアナーキックな憤りをみずみずしい文体で描いて、青春の生命の躍動と強靱さあふれる表題作ほか7編収録。

引用:Amazon「内容紹介」

アラン・シリトーはイギリスの小説家。労働者階級の出身。「怒れる若者たち」という文学潮流のメンバーに数えられている。
表題作『長距離走者の孤独』は、不良少年コリン・スミスが感化院に送られ、長距離走の選手にさせられるというおはなし。スミス少年が社会に反抗する方法に注目。理不尽な社会に心の底から怒っているなら、ぜひ、読んでみてください。

『変身』フランツ・カフカ

ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか……。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていく。事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様ざまな解釈を呼び起こした。海外文学最高傑作のひとつ。

引用:Amazon「内容紹介」

当時の読者は書き出しの文章を読んで椅子から転げ落ちたかもしれない。「変身」を象徴として捉えず、とりあえず、事実として受け止めてみることをおすすめする。カフカの不安をぼんやりと感じることができたら、カフカ読者の素質があるかもしれない。『城』『審判』は文庫で手軽に入手できるから、読んでみてください。

『チェーホフ・ユモレスカ』アントン・チェーホフ

結婚式の夜、苦悩の果てに男が過去を打ち明けたときの新婦の反応は。上演中なのに大声で俳優を罵る、劇場勤めの老人の運命は――。あっと驚く皮肉な結末に導かれる愛すべき登場人物たちは、100年以上を経た今も生きている! 1000編もの作品を残したロシア最高の短編作家チェーホフ。ユーモアたっぷり、洒脱で鮮やかなショートショート傑作集、本邦初訳を含め、すべて新訳の65編。

引用:Amazon「内容紹介」

戯曲で有名なチェーホフが、駆け出しの頃に新聞・雑誌に掲載していた短編小説を収録。ユーモアにあふれていておもしろい。星新一のショートショートが好きなら、チェーホフにもハマるかもしれない。19世紀ロシアの時代背景がわからないから、オチがピンとこないこともあるけれども、大丈夫。なんとなくおもしろいから。

『トム・ソーヤーの冒険』マーク・トウェイン

ポリー伯母さんに塀塗りを言いつけられたわんぱく小僧のトム・ソーヤー。転んでもタダでは起きぬ彼のこと、いかにも意味ありげに塀を塗ってみせれば皆がぼくにもやらせてとやってきて、林檎も凧もせしめてしまう。ある夜親友のハックと墓場に忍び込んだら…殺人事件を目撃!さて彼らは―。時に社会に皮肉な視線を投げかけつつ、少年時代をいきいきと描く名作を名翻訳家が新訳。

引用:Amazon「内容」

世界名作劇場『トム・ソーヤーの冒険』の影響から、子供向けの作品と思われるかもしれないが、大人が読んでも面白い。読み終わったら、続編『ハックルベリー・フィンの冒険』に進むべし。アメリカ文学の出発点と呼ばれている作品。実は、アニメ『トム・ソーヤーの冒険』の原作者マーク・トウェインは、すご~い作家なのでした。

『八十日間世界一周』ジュール・ヴェルヌ

時は一八七二年。英国貴族フォッグ卿は八十日間で世界一周ができるかどうか、友人と二万ポンドの賭をした。成功を疑う紳士たちをあとに彼はただちにロンドンを発った。前途に待つのは障害に次ぐ障害。汽船、列車、象、そり……ありとあらゆる乗物を駆って波瀾に富んだ旅行がくり広げられる。巨匠ヴェルヌの傑作中の傑作。

引用:Amazon「内容紹介」

ディズニーシーのアトラクションでおなじみ、ジュール・ヴェルヌの冒険小説。資産家フィリアス・フォッグが80日間世界一周に旅立つ。波乱万丈の冒険で起伏がしっかりしているから、単純に面白い。映画もおすすめ。

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