「OCR」とは「Optical Character Recognition」の略語。日本語では「光学文字認識」。スキャンした書籍の内容は単純な画像ファイルとして認識されているため、文字列を検索できるようにしたい場合は、OCRソフトを利用して画像中の文章をテキストデータに変換する必要があります。
「OCRソフト」は自炊に絶対に必要なツールではありません。画像がメインコンテンツの漫画・雑誌類を自炊するだけならOCRソフトは必要ないですよね。しかし、参考書のテキストを検索可能なデータにしたい場合には必要になるため、タブレットに参考書を保存して勉強する方には便利な機能になります。
本記事では、自炊におすすめのOCRソフト「読取革命」を紹介します。
OCRソフトを選ぶときのポイント
- 価格
- 変換精度
- 対応言語
- 変換可能なファイル形式
「価格」は「3,000円から10,000円前後」。総合的なPDF編集ソフトのOCR機能は「変換精度」が低いため、OCRに特化したソフトから選ぶことをおすすめします。外国語の文章をスキャンする予定のある方はソフトウェアの「対応言語」を確認してから購入してください。「変換可能なファイル形式」はPDFデータが含まれているものがおすすめです。
それでは、おすすめのOCRソフト「読取革命」を紹介します。
おすすめのOCRソフト「読取革命」
「読取革命 Ver.16」はソースネクストが販売しているOCRソフトの最上位版です。以前のバージョン「読取革命 Ver.15」までパナソニックが製造元でした。
- Amazonダウンロード版の価格「12,980円」
- ソースネクストの公式価格「12,980円」
ただし、ソースネクストは定期的にキャンペーンセールを開催していて、登録ユーザーは割引価格で購入することができます。「読取革命」の場合、30%OFFの「8,980円前後」のクーポンが配布されていることが多いですね。
下記のリンクから「ソースネクスト」のキャンペーン情報を確認することができます。
対応言語は「日本語・英語」。特に日本語の変換に優れているため、日本語の文書を中心に扱うなら「読取革命」で間違いありません。また「対応可能なファイル形式」に「PDF」が含まれているところもいいですね。
また、廉価版として「本格読取5」が販売されていますが、性能が不足しているため素直に「読取革命」の購入をおすすめします。
『いきなりPDF for 自炊』
ちなみにソースネクストではスキャンしたPDFデータを電子書籍リーダーに最適化してくれるソフト「いきなりPDF for 自炊」を販売しています。「サイズの最適化」、「文字の補正」、「OCR」、「余白カット」などの機能を備えています。タブレットのスペックが不足して電子書籍が読みにくい場合は導入を考えてみてください。
おわりに
本記事では自炊におすすめのOCRソフト「読取革命」を紹介しました。
ぜひ、OCRソフトを導入して快適な学習環境をゲットしてみてください。
自炊関連の情報は「【自炊】紙の本を電子書籍に変換する方法」にまとめています。良かったら参考にしてください。
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