本記事では、難読語辞典を4点紹介します。自分の利用方法に適した難読語辞典を見つけてください。
『難読語辞典 新装版』東京堂出版 2009年
日常の難読語を収録している東京堂出版の『難読語辞典』。
難読漢字の簡単な意味(用例)、読み方を調べることができる。
50音順排列ではなく、第1字目の漢字の部首別に排列している点には注意。
12000語を収録。
『難読難解 日本語実用辞典』第一法規出版 1988年
第一法規出版の『難読難解 日本語実用辞典』は、難読漢字の意味、語源、用例、誤読まで解説している。日常語だけではなく、難読地名・山名・川名・駅名・動植物名・姓氏まで取り上げている。
5800字を収録。画数順に排列。
出版年が1988年のため、基本的には中古本で入手、あるいは、図書館で利用することになる。
『三省堂難読漢字辞典』三省堂 2009年
三省堂の『三省堂難読漢字辞典』は日常的な難読語を25000語収録。簡単な意味と読み方を調べることができる。
部首索引、音訓索引、総画索引、50音索引を活用することができる。
従来の難読語辞典では、難読漢字の読み方がわからない場面を想定しているため、50音索引を収録していなかったが、『三省堂難読漢字辞典』では、50音順索引を利用して、書き方がわからない場面でも調べることができる。
『日本難訓難語大辞典』遊子館 2006年
遊子館の『日本難訓難語大辞典』では、国文学、歴史用語、古文書、古記録、宛字、外来語、動植物用語など、各分野の用語を調べることができる。
1万6000余語を収録。
読み方・意味・出典、他に、見出し語の別表記も記載している。
部首別索引・音訓索引・総画索引を利用することができる。