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おすすめの古語辞典を徹底比較!【6選】

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本記事では、紙媒体の古語辞典・死語辞典を6点紹介します。それぞれ、特色が異なっているため、自分の利用方法に適した古語辞典を見つけてください。

『角川古語大辞典』角川書店 1982-1999年 5冊 CD-ROM版 2002年

古今雅俗にわたる10万余語を採択。中世・近世語多数。人名・地名等の百科事典的説明も充実。日本語の成り立ちと歴史・語の変遷の詳説・適切な用例など、斯界の権威による集団討議を経た、古語辞典の最高峰。

引用:角川書店ホームページ

  • 収録語数10万語以上。
  • 定価175,000円+税(全5巻)。
  • 2002年にCD-ROM版を発売。

10万語以上を収録した古語辞典の最高峰。
古語を調べるときに最初に検索するべき基本的なツール。

従来の古語辞典では対象外の固有名詞(人名・地名等)も用例・典拠を示しながら、百科事典的説明を試みている。

定価175,000円+税(全5巻)。Amazonで中古本が格安で出品されていることがあるため、個人で購入予定の方は、こまめにチェックをおすすめする。2002年にはCD-ROM版を発売している。

『岩波古語辞典』補訂版 岩波書店 1990年 1534P

日本語を根源からとらえ,語義・用法とその変遷を詳しく記述した本格的古語辞典.古典学習者はもとより,広く日本文化に関心をよせる方々に必備の辞典.補訂版では,解説を一層充実,新たに500語を収録,用例を大幅に刷新した.

引用:岩波書店ホームページ

  • 収録語数43000語以上。
  • 定価3240円(全1巻)。

1巻本の古語辞典として定評がある『岩波古語辞典』
43000余語を収録。日本の古典作品を読む際に必要となる古語を厳選しているため、研究者だけではなく、一般の学習者におすすめ。

岩波書店の辞典は、語義・用法の変遷について詳述していることが特徴。

『古語大辞典』小学館 1983年 1936P

一巻本として最大の5万5000語を収録。
『小学館国語大辞典』『故事・俗信ことわざ大辞典』の姉妹版。上代から近世に至るまであらゆる分野の文献からことばを渉猟。

引用:Amazon「内容紹介」

  • 収録語数55000語。
  • Amazon中古品3~4000円程度(全1巻)。

5万5000語を収録をしている『古語大辞典』は、文学分野の古典作品以外に、上代から近世に至るまであらゆる分野の文献から古語を採択していることが特徴。

3800余「語誌欄」では、「語義・語形の変遷を綿密に跡づけ、類義語や関連語との微妙な違いに細かな注意をはらい、すべての品詞の文法的特質を究明」している。図版1400点を収録。絵巻物、図版・紋章・古典芸能の衣装等、視覚的に学習することができる。

『古語大鑑』東京大学出版会 2012- 4巻(予定)

上代(奈良時代以前)から南北朝時代(14世紀)に至る「古代日本語」を対象とし,特に上代から鎌倉時代の終わり(1333年頃)までの語に重点を置き,その期間に成立した文献に現れる語彙を収録.見出しを現代仮名遣いで示し,語釈,語源などを解説し,文献の用例(最古の用例)を探索している.万巻の書を開かなくても,この辞典だけで古い言葉の世界を見通すことができる

引用:Amazon「内容紹介」

  • 収録語数約4万語。
  • 全4巻(刊行予定)。
  • 第3巻以降の刊行時期は未定。
  • 上代から南北朝時代の古語に特化。

東京大学出版会が刊行している『古語大鑑』上代から南北朝時代の古語を収録している。

附録が充実している。「第一部 古語の変遷」では、上代から室町時代までの国語、「第二部 古語の諸相」では、歴史的仮名遣い、日本漢字音と字音仮名遣など、「第三部 古語の環境」では、公家官制、武家職制などについて解説している。

2018年12月時点において、第2巻まで発売している(2011年12月に第1巻、2016年2月に第2巻が発売)。残念ながら、第3巻以降の刊行時期は未定。

『江戸語大辞典』新装版 講談社 2003年 1978P

歌舞伎・落語など江戸文化研究の基本図書。近世日本語研究の泰斗前田勇教授が生涯を傾けて成し遂げた江戸語研究の比類なき金字塔。歌舞伎・落語・川柳洒落本など江戸文化・江戸時代研究に不可欠の名辞典。

引用:Amazon「内容紹介」

  • 収録語数3万語。
  • 定価7,500円(税別)(全1冊)。
  • 江戸時代の古語に特化。

調べたい言葉が江戸時代に限定されているなら、『江戸語大辞典』が活躍する。

「草双紙・読本・滑稽本・川柳・狂歌・歌舞伎脚本・随筆などを博捜し、江戸市民の日常語3万語を収録」している。江戸時代の文学作品を読んでいるなら、手元に置いておきたい1冊。

『続・現代死語事典:忘れてはならない』朝日ソノラマ 1995年 474P

天皇が人間となり、軍隊がなくなり、民族衣裳の着物が捨てられ、花街が廃れ、女性が強くなって、夥しい死語ができた。累々たる言葉のモルグに分け入り、三人の昭和ヒトケタ生まれが、667語のきのう、きょうを語る。

引用:Amazon「内容紹介」

最後に、古語ではなく「死語」を調べるためのツールを紹介。

死語を調べる場合、言葉が消滅した時代、あるいは、分野によって、様々な書籍を調べることになります。上記の書籍が基本ツールというわけではありません。

本書に限らず、死語を調べる本は他にたくさんあるため、調べたい死語があるときには、目的に応じて、色々と探してみましょう。Amazonで「死語」で検索してみてください。

【まとめ】古語辞典の比較表

収録語数 冊数 特徴 定価
角川古語大辞典 約10万語 5冊 収録語数が圧倒的で信頼度抜群 175,000円
岩波古語辞典 約4万3000語 1冊 語義・用法の変遷に詳しい 3,240円
古語大辞典 約5万5000語 1冊 文学作品以外からも古語を採録 Amazon中古品3~4000円程度
古語大鑑 約4万語 4冊
(予定)
上代から南北朝時代に特化 160,000円前後(予想価格)
江戸語大辞典 約3万語 1冊 江戸時代に特化 7,500円

『角川古語大辞典』は収録語数が圧倒的に多く、権威性も高いです。日本で最強の古語辞典ということになりますが、空間的・金銭的制約があるため、通常は図書館で利用することになります。CD-ROM版があるため、一般の学習者の方はCD-ROM版を購入してもいいかもしれません。

一般の学習者なら『岩波古語辞典』『古語大辞典』の2択になりますね。全1冊の机上版の古語辞典として収録語数は十分で、値段もお手頃です。

それから、江戸時代の文献を読む機会が多いなら、汎用的な古語辞典とは別に『江戸語大辞典』を手元に置いておきたいところです。

『古語大鑑』は上代から南北朝時代に特化していて、研究者向けの古語辞典として優秀。ただし、残念ながら、3巻以降の刊行時期が未定です。今後のアナウンスを待ちましょう。

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