2022年12月21日(水曜日)~2023年1月15日(日曜日)の期間に、神保町の書泉グランデで「きりえや冬の偽本まつり in 書泉グランデ『きりえや偽本シネマ大全』ブックカバー展」が開催されます!
「偽本シリーズ」とは
「偽本シリーズ」は、きりえ画家・高木亮(たかぎりょう)さんが製作している「偽本」作品を収録した単行本シリーズです。2021年には、「偽本ブックカバー」の単行本化として、『きりえや偽本大全 名作文学パロディの世界』が刊行されました。『罪と罰』『人間失格』などの世界の著名な文学作品の名前が『罪と獏』『人間ひっかく』のようにもじられており、切り絵と一緒にそのもじりから連想される架空のあらすじが掲載されています。
2022年には、シリーズ第2弾として『きりえや偽本シネマ大全』が刊行されました。「椿さん十浪」「猿の学生」「アンバター」など、ユニークな架空作品が掲載されており、きりえファンだけではなく映画マニアの方にもおすすめできます。
きりえや冬の偽本まつり in 書泉グランデ『きりえや偽本シネマ大全』ブックカバー展
- フェア名称:きりえや冬の偽本まつり in 書泉グランデ『きりえや偽本シネマ大全』ブックカバー展
- 開催期間:2022年12月21日(水曜日)~2023年1月15日(日曜日)
- 開催場所:書泉グランデ3階フロア(神保町)
神保町の書泉グランデ3階で開催される「きりえや冬の偽本まつり in 書泉グランデ『きりえや偽本シネマ大全』ブックカバー展」では、『きりえや偽本シネマ大全』掲載のブックカバー全82点と高木亮さんプロデュースによる「偽書泉ブックカバー」の販売が行われます。上記の画像はオリジナルのブックカバーで、「偽書泉ブックカバー」は現在製作中とのことです。
その他、著者本人が創作した偽映画グッズの展示、ピックアップした作品の書籍とDVDも販売されます。映画愛あふれる妄想・パロディの数々は楽しい気持ちになること間違いなし。ブックカバーはプレゼントにもおすすめです。
会期中は、高木亮さんによるワークショップも開催予定。決定次第、詳細はホームページに公開されます。
著者紹介:高木亮(たかぎりょう)
きりえ画家。1971年香川県生まれ。大学在学中独学にてきりえ制作を開始。のち「きりえや」を名乗る。抒情的風景画からパロディ作品まで、多岐にわたる作品中に通底するのは、「かわいくて、おかしくて、少しだけ寂しい」世界。単著として『ねこ切り絵』『12か月のねこ切り絵』(誠文堂新光社)、『きりえや偽本大全』(現代書館)などがある他、満寿屋ノート「MONOKAKI」デザインや音楽教科書(令和2年度版・小学3年生)に作品が掲載される等、幅広く活躍中。2008年から「偽本シリーズ」制作開始、大学図書館や書店でおこなってきた「偽本展」は20回に迫る。なお、偽本作品の大半の初出は新潮社発行の『新潮45』になる。大好きな映画は『ダーククリスタル』大切な映画は『スタンド・バイ・ミー』。
出典:プレスリリース