2022年12月14日(水曜日)、児童文学作家への登竜門「講談社児童文学新人賞」オンラインイベントが開催されます。受賞作家3名と編集部から「創作のコツ」や「選考のヒミツ」などを聞くことができます。児童文学作家を目指している方、講談社児童文学新人賞に応募予定の方におすすめのイベントです。
「講談社児童文学新人賞」とは
「講談社児童文学新人賞」は、1959年に創設され、現在では児童文学作家の登竜門になっている文学賞です。過去の受賞作には、テレビアニメ『夢のクレヨン王国』の原作である『クレヨン王国の十二カ月』、学校図書館でおなじみの『ルドルフとイッパイアッテナ』などがあり、児童文学から一般文芸までさまざまな作品を輩出しています。
【過去の受賞作】
- 松谷みよ子 『龍の子太郎』(第1回)
- 福永令三 『クレヨン王国の十二カ月』(第5回)
- 柏葉幸子『気ちがい通りのリナ』(『霧のむこうのふしぎな町』に改題して刊行:第15回)
- 斉藤洋 『ルドルフとイッパイアッテナ』(第27回)
- 森絵都『リズム』(第31回)
- 椰月美智子 『十二歳』(第42回)
「講談社児童文学新人賞」オンラインイベント
2022年12月14日(水曜日)に開催されるオンラインイベントには、2021年「第62回講談社児童文学新人賞」を受賞した鳥美山貴子さん、林けんじろうさん、東曜太郎さんの3名が登壇、創作のコツやポイントを聞くことができます。またイベントには講談社児童図書編集チーム編集長も登場、気になる選考のヒミツも聞けるかもしれません。
鳥美山貴子(とりみやまたかこ・児童文学作家)
1983年、秋田県出身。39歳。秋田県湯沢市在住。高校卒業後、アルバイトや会社勤務を経て、現在、主婦。第34回家の光童話賞、「たんぼオーケストラ」で優秀賞受賞。第35回家の光童話賞、「ひいばあの手」で佳作受賞。第23回ちゅうでん児童文学賞、「グレフル+ムーン」で最終候補選出。『黒と白の対角線~おりがみおとぎ草子~』(『黒紙の魔術師と白銀の龍』に改題して刊行)で第62回講談社児童文学新人賞を受賞。
出典:プレスリリース
林けんじろう(はやしけんじろう・児童文学作家)
1974年、広島県出身。47歳。奈良県北葛城郡在住。大阪芸術大学・大学院修士課程修了。現在、会社員。2020年、第17回ジュニア冒険小説大賞、大賞受賞。2021年4月14日、受賞作である「ろくぶんの、ナナ」刊行(岩崎書店)。『星屑すぴりっと』で第62回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。
出典:プレスリリース
東曜太郎(ひがしようたろう・児童文学作家)
1992年生。千葉県出身。30歳。一橋大学社会学部卒業。エディンバラ大学国際関係専攻修士課程修了。『カトリとまどろむ石の海』(『カトリと眠れる石の街』に改題して刊行)で第62回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。
出典:プレスリリース
イベント概要
- イベント名:めざせ作家デビュー! 創作のコツと選考のヒミツ「講談社児童文学新人賞」受賞作家オンライン座談会
- 登壇者:鳥美山貴子(児童文学作家)/林けんじろう(児童文学作家)/東曜太郎(児童文学作家)
- 司会:片寄太一郎(講談社児童図書編集チーム編集長)
- 日時:2022年12月14日(水曜日)20時00分〜21時00分
- 参加資格:講談社コクリコCLUB会員(登録無料)限定
- 費用:無料
- 配信形式:Zoomを使ったオンラインライブセミナー
- 主催:株式会社講談社
参加費無料、「Zoom」で開催されるオンラインイベントです。セミナー中に参加者の方の顔出しはありませんので、ぜひお気軽にご参加ください。
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プレスリリース「【12月14日20時~参加無料】児童文学作家への登竜門「講談社児童文学新人賞」オンラインイベント開催!」