オーディオブックサービス「Audible」で、遠藤周作の『沈黙』と『深い河』の配信が始まります!
遠藤周作とは
遠藤周作はカトリック信者であり、キリスト教と日本との関係を主題にした小説家です。戦後の文学グループ「第三の新人」に数えられます。慶応大学仏文科時代は評論活動を行っていましたが、『アデンまで』から小説に移り、1955年に『白い人』で芥川賞を受賞しました。主な作品に『海と毒薬』『沈黙』など。ユーモラスな大衆小説、「狐狸庵」シリーズなどのエッセイもあります。
『沈黙』
配信日:2023年12月8日(金曜日)
『沈黙』は、キリスト教が禁止されていた江戸時代に布教活動をするポルトガルの宣教師ロドリゴの姿を通し、神と信仰の問題を描いた作品。
『深い河』(ディープ・リバー)
配信予定日:2023年12月22日(金曜日)
『深い河』(ディープ・リバー)は、遠藤周作晩年の作品。「深い河」とはインドのガンジスのこと。インドへのガイドツアーに参加した5名の日本人の物語です。
Audibleとは
「Audible」(オーディブル)は、アマゾンが提供しているオーディオブックサービス。いつでもどこでも気軽に音声でコンテンツを楽しむことができます。プロのナレーターや俳優・声優が読み上げるオーディオブックや、ニュースからエンターテイメントまでさまざまなポッドキャストなどを聴くことができます。会員特典として12万以上の対象作品が聴き放題。再生速度の調整やスマートフォンでのオフライン再生にも対応しています。
2024年には、遠藤周作の作品『白い人・黄色い人』、『海と毒薬』、『イエスの生涯』、『影に対して:母をめぐる物語』が配信予定です。2023年は遠藤周作生誕100周年。この機会に遠藤周作の作品を「Audible」で聴いてみてはいかがでしょうか?