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日加共同制作「赤毛のアン」翻訳者村岡花子の生涯の舞台化プロジェクトが発表されました!

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コンフェデレーション・センター・オブ・ジ・アーツ、温井健司一等書記官(在カナダ日本大使館)、アダム・ブレイジアー(コンフェデレーションセンター舞台監督)、山野内勘二在カナダ日本国大使、スティーブ・ベラミー(コンフェデレーションセンターCEO)ニュース

コンフェデレーション・センター・オブ・ジ・アーツから、「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」の舞台化プロジェクトが発表されました!

アンのゆりかご 村岡花子の生涯

コンフェデレーション・センター・オブ・ジ・アーツ、温井健司一等書記官(在カナダ日本大使館)、アダム・ブレイジアー(コンフェデレーションセンター舞台監督)、山野内勘二在カナダ日本国大使、スティーブ・ベラミー(コンフェデレーションセンターCEO)
出典:プレスリリース

カナダのプリンス・エドワード島、シャーロットタウンに拠点を置く「コンフェデレーションセンター・オブ・ジ・アーツ」は、カナダ建国会議100周年を記念して建設された文化施設。メインステージでは、世界的ロングランとしてギネスブックにも掲載されている舞台「赤毛のアン」が上演されています。

『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』は、『赤毛のアン』を日本で初めて出版した翻訳家、村岡花子のベストセラー評伝。著者は村岡花子の孫、村岡恵理さんです。

村岡花子は山梨県甲府市の茶商の家に生まれました。熱心なクリスチャンである父親から期待をかけられ、1903年にはカナダ・メソジスト教会が設立した東京の名門女学校に入学、カナダ人宣教師から英語を学び、英文学研究に夢中になります。

戦争が始まり、宣教師たちは日本を去りましたが、宣教師ミス・ショーから『赤毛のアン』の原書「Anne of Green Gables」が村岡花子に手渡されます。空襲のサイレンが鳴り響く中、見つかれば投獄されると知りながら、彼女は「Anne of Green Gables」の翻訳作業を始めました。

1952年、三笠書房から『赤毛のアン』が日本で初めて出版されました。本は瞬く間に成功を収め、日本の読者にも広く受け入れられました。以後、村岡花子はモンゴメリ作品の翻訳を次々と手がけていきます。今では、「赤毛のアン」は日本とカナダの文化的な架け橋となり、毎年何千人もの日本人観光客がプリンス・エドワード島を訪れています。

コンフェデレーションセンター・オブ・ジ・アーツの舞台制作プロジェクト

温井健司一等書記官(在カナダ日本大使館)、アダム・ブレイジアー(コンフェデレーションセンター舞台監督)、山野内勘二在カナダ日本国大使、コンフェデレーションセンターのソビーファミリーシアターにて
出典:プレスリリース

現在、コンフェデレーションセンター・オブ・ジ・アーツでは、シャーロットタウン・フェスティバル主催の日加共同舞台制作プロジェクト「Anne’s Cradle 〜アンのゆりかご村岡花子の生涯〜」のため日本語と英語に堪能な脚本家を募集しています。第一次募集の締め切りは、2022年12月31日(土曜日)。

応募条件の詳細は、コンフェデレーションセンター・オブ・ジ・アーツのホームページをご確認ください。

プレスリリース「日加共同制作「赤毛のアン」翻訳者村岡花子の生涯が舞台化へ」

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