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『ハムレット』ローレンス・オリヴィエ―逡巡するハムレットを映像で体感せよ―

ハムレット 映画
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1948年公開、ローレンス・オリヴィエ監督・主演『ハムレット』は、シェイクスピア映画史の金字塔です。イギリス映画として初めてアカデミー賞作品賞を受賞し、オリヴィエ自身も主演男優賞を獲得。今なお高い評価を受け続ける不朽の名作です。

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ハムレットとは?

ハムレット

『ハムレット』は、ウィリアム・シェイクスピアが1600年前後に執筆した悲劇で、四大悲劇のひとつに数えられます。舞台はデンマーク王国。父王の急死と、母ガートルードの再婚をきっかけに、王子ハムレットは亡き父の霊から「父は現国王クローディアスに殺された」と知らされます。復讐の使命を負ったハムレットは、疑念と良心の間で葛藤し、行動をためらい続けます。

劇中には「To be, or not to be(生きるべきか、死ぬべきか)」という世界的に有名なセリフがあり、人間の存在意義や生と死の哲学が深く掘り下げられています。愛、裏切り、狂気、復讐といった普遍的テーマが凝縮されており、400年以上経った今も世界中で上演・映像化され続けている不朽の名作です。

ローレンス・オリヴィエとは?

ローレンス・オリヴィエ

ローレンス・オリヴィエ(Laurence Olivier 1907-1989年)は、20世紀を代表するイギリスの俳優であり映画監督です。シェイクスピア作品の舞台化・映画化において比類なき存在感を発揮した英国演劇界の重鎮です。

1930年代から舞台と映画で活躍し、華麗な発声と表情豊かな演技で世界中の観客を魅了。『ヘンリー五世』(1944年)、『ハムレット』(1948年)、『リチャード三世』(1955年)など、シェイクスピアの戯曲を自ら監督・主演して高い評価を得ました。

1970年には映画・舞台芸術への貢献が認められ、英国王室から「一代貴族(Life Peer)」として称号を授与されています。俳優としてだけでなく、監督、プロデューサー、演出家としても多彩な才能を発揮した人物です。

映画のポイント

ポイント

1. 心理劇としての傑作
オリヴィエはハムレットの内面描写に重きを置き、シェイクスピアの舞台的な部分を映画的な要素に変換することに見事に成功しました。冒頭からハムレットの内面描写がナレーションで表現され、観客を心理劇の世界へと引き込みます。
2. モノクロ映像の美しさ
映画とは光と影の世界。深い影と光を活かしたモノクロ撮影により、舞台となるエルシノア城は人間の精神の迷宮のように映し出されます。静謐でありながら緊張感あふれる美術設計が見事です。
3. 大胆な構成の再構築
戯曲を大幅に削除。ローゼンクランツやギルデンスターン、フォーティンブラスなどの登場人物を省き、物語の焦点をハムレットの内面描写に集中させています。
4. 栄誉ある受賞歴
「アカデミー賞」では作品賞・主演男優賞を始めとした合計4部門で受賞、「ヴェネツィア国際映画祭」では金獅子賞、他にもさまざまな映画賞で受賞・ノミネーションをしています。

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作品情報

  • タイトル:『ハムレット』
  • 公開年:1948年
  • 監督・主演:ローレンス・オリヴィエ
  • 上映時間:約155分
  • 受賞歴:アカデミー賞作品賞・主演男優賞ほか

心理描写と映像美に満ちたローレンス・オリヴィエの『ハムレット』。この機会に「U-NEXT」でぜひご覧ください。

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