バイオテクノロジーを活用したさまざまな事業を展開している会社「ユーグレナ」と、サイエンスフィクションでおなじみの「早川書房」がコラボレーション! 2022年12月22日(木曜日)から、サステナビリティをテーマにした「SF小説=サステナビリティフィクション小説」4作品が特設サイトで公開されます!
ユーグレナとは
ユーグレナ社では、微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)、クロレラなどを活用した食品、化粧品などの開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。2014年から、バングラデシュの子供たちに豊富な栄養素を含むユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First」を企業理念に掲げ、事業を通して社会問題の解決に取り組んでいます。
SF小説作品について
今回のコラボレーションでは、ユーグレナの経営陣がショートショート作家の田丸雅智さん、SF作家の藤井大洋さん、林譲治さん、菅浩江さんとコラボレーション。「超長期経営空想」として、今から100年後の会社、社会を予測した、サイエンスフィクションならぬ「SF小説=サステナビリティフィクション小説」の創作が行われました。
2022年12月22日(木曜日)から、特設サイト「SustainabilityFiction」で作品の公開が始まります。また、2022年12月22日(木曜日)~2023年1月5日(木曜日)の期間限定で、「二子玉川蔦屋家電」にて作品展示とパネル展示が行われます。
SF小説作品の概要
「貧困の博物館」
作者:代表取締役社長 出雲充 × 作家 田丸雅智
作品概要:貧困が滅んだ世界で、それでも残る「新たな貧困」とは。
ようこそ、未来の博物館へ!ここに展示されているもの、それは、世界から根絶された貧困。目玉は、かつての途上国の暮らしを再現した「貧困体験プログラム」。水も電気も、栄養すらも不十分な世界で、あなたは何を感じ、何を考えますか?先人たちの奮闘の末、SDGsが達成された未来。果たして人は、豊かで健康になったと言えるのか?そして、次に解決すべき課題とは何か?100年先の世界を考え、変えるためのヒントを巡る物語。
出典:プレスリリース
「モラトリアム」
作者:取締役代表執行役員CEO 永田暁彦 × 作家 藤井大洋
作品概要:宇宙は、人類の居場所になれるのか。
人々が宇宙へ移住し、核融合で得られる無限の電力によって、働く必要すらもなくなった未来。翠谷(みどりや)悠里(ゆうり)は、関わっていた月の鉱山が閉山することを知る。地球に行くことを決める仲間の月人(ユエレン)たちをよそに、月に残ることを選んだ悠里は、宇宙空間で素肌を晒して歩く女性を目撃する。彼女は、遺伝子調整と化学工業が生んだ「電気吸い(エレク)」だった……。宇宙という新天地を、人間の生きる場所に変えるための「条件」とは?
出典:プレスリリース
「共棲の始まり、そして未来」
作者:執行役員CTO 鈴木健吾 × 作家 林譲治
作品概要:生命は、存在は、永遠か。
ES(ecosystem sheet)と呼ばれる生態系復活装置を用いて、荒廃地の食料供給計画に従事してきた己龍(きりゅう)ケイン。大規模自然災害により傷ついた地球環境の復興支援を使命に向かった宇宙で、彼は最愛の妻を失ってしまう。その後、ケインは恒星間小惑星宇宙船「遥」の開発へと着手する……。宇宙環境に適応し、不死の領域に到達した人間が夢見た「永遠」とは、何だったのか?
出典:プレスリリース
「幸せな長い人生」
作者:執行役員 バイオインフォマティクス事業担当 高橋祥子 × 作家 菅浩江
作品概要:寿命と記憶の間で揺れる、幸せの定義。
22世紀中盤。科学の発展により、人類の病がほぼ克服されつつある未来。健康寿命が伸びた一方で、記憶の底にある個人のトラウマだけは未だ解消できていなかった。医師である「私」は、そんな辛い過去の記憶をピンポイントで消し去る「積極的健忘治療」を、自らの身体で治験していた。治療から目覚めた「私」は、男との会話を通じ、新たな思いを抱き始める……。寿命と記憶の間で揺れ動く、未来の人間の生き方を問う。
出典:プレスリリース
【MAP】二子玉川蔦屋家電
プレスリリース「ユーグレナ社経営陣と人気作家がタッグを組んだ”SF小説”を発表 「SF(サステナビリティフィクション)小説」」