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読み聞かせにおすすめの昔話絵本【7選】

絵本 外国文学

昔話は大人から子供に語り継がれてきたため、耳で聞いてわかりやすく、子供たちがかんたんに理解できる物語であることが特徴です。

本記事では、昔話を題材にした絵本を7点紹介します。ノルウェー、ロシア、ウクライナ、モンゴルなど、世界各国の民話を下敷きにした絵本をピックアップしました。いずれも昔話の定番絵本であるため、迷ったときは以下のリストを参考にしてください。

参考文献
『児童サービス論』川上博幸・高橋伸子共著(近畿大学、2014年)

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『三びきのやぎのがらがらどん』

橋の向こう側の山で、たくさん草を食べようと考えた3匹のヤギ。小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギ、みんな名前は「がらがらどん」。橋をわたっている途中に谷に住むトロル(おに)にでくわしてしまいます。小さなヤギの機転によって、小さなヤギと中くらいのヤギはトロルから逃げて橋をわたることができました。とうとう、一番大きくて強いヤギがトロルに勝負を挑みます。3匹のヤギは無事に橋をわたることができるのでしょうか?

引用:Amazon「内容紹介」

『三びきのやぎのがらがらどん』(マーシャ・ブラウン絵、せたていじ訳、福音館書店)は、ノルウェーの昔話をもとにした絵本です。「がらがらどん」という同じ名前をもつ3匹のヤギが橋を渡って、山に草を食べに出かけます。橋の下にはトロル(ノルウェーの鬼)が住んでいて、ヤギをひとのみにしようとしています。小さいヤギ、中くらいのヤギはうまくやりすごして、最後に大きいヤギがトロルと対決をします。

ヤギがトロルに食べられないか、ハラハラとした緊張感があり、子供たちは絵本の世界に夢中になることができます。トロルと対決するヤギの勇姿は迫力満点です。

『絵本ナビ』で『三びきのやぎのがらがらどん』のレビューを見る&ためしよみをする

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『おおきなかぶ』

おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。とうとう猫はねずみを呼んできますが……。力強いロシアの昔話が絵本になりました。

引用:Amazon「内容紹介」

『おおきなかぶ』A.トルストイ著、佐藤忠良絵、内田莉莎子訳(福音館書店)は、ロシアの昔話をもとにした絵本です。おじいさんがかぶをうえたら、とてつもなくおおきなかぶができました。ひとりでは抜けないため、おじいさんはおばあさんを呼びます。それでも、かぶは抜けないため、孫を呼び、犬を呼び、最後にはねずみまでいっしょに引っ張ってかぶが抜けるというお話です。

「うんとこしょ どっこいしょ」の繰り返しのリズムが楽しい絵本です。「うんとこしょ どっこいしょ」と子供といっしょに体を動かしながら読んであげましょう。

『絵本ナビ』で『おおきなかぶ』のレビューを見る&ためしよみをする

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『てぶくろ』

おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、「わたしもいれて」「ぼくもいれて」と仲間入り。手袋はその度に少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそう……。最後には大きなクマまでやって来ましたよ。手袋の中はもう満員! そこにおじいさんが手袋を探しにもどってきました。さあ、いったいどうなるのでしょうか?

引用:Amazon「内容紹介」

『てぶくろ』エウゲーニー・M・ラチョフ絵、うちだりさこ訳(福音館書店)はウクライナの昔話をもとにした絵本です。おじいさんが落としたてぶくろの中にネズミが住みこみ、カエル、ウサギ、キツネがやってきて、最後にはクマまでやってきます。

現実の世界では、てぶくろのなかにクマが住むことはできません。でも、子供たちの想像力の世界ではどんなことでもおこりえます。どんどんとふくらんでいくてぶくろがおもしろく、寒さをしのぐために動物たちがひとつの場所に身を寄せている姿にほっこりとする絵本です。

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『おだんごぱん』

おばあさんは粉箱をごしごしひっかいて集めた粉で、おだんごぱんを焼きました。窓のところで冷やされたおだんごぱんは、ころんと転がると、いすからゆかへ、ゆかから戸口を出て、おもての通りへ逃げ出しました。途中で出会ったウサギからも、オオカミからも、クマからも上手に逃げたのに、口のうまいキツネに、つい気を許して……。ロシアの民話の絵本

引用:Amazon「内容紹介」

『おだんごぱん』わきたかず絵、せたていじ訳(福音館書店)は、お腹をすかせたおじいさんのためにおばあさんが小麦粉でおだんごぱんを焼きました。窓辺で冷やされていたおだんごぱんは、転がって、表に逃げ出します。ウサギ、オオカミ、クマに食べられそうになりながら、歌って、転がり、最後にキツネに出会います。口のうまいキツネに気を許したおだんごぱんはどうなってしまうのでしょう。昔話の意外な結末に子供たちはびっくりするかもしれません。

「ぼくは てんかの おだんごぱん」というおだんごぱんの歌がかわいいです。子供たちが「おだんごぱんが食べたい!」とおねだりするかもしれませんね。

『絵本ナビ』で『おだんごぱん』のレビューを見る

『スーホの白い馬』

淡い、水彩のような絵で描かれた、モンゴルの民話。あまりなじみのない馬頭琴という楽器ができた、そのわけが語られる。スーホというのは、昔、モンゴルに住んでいた羊飼いの少年の名前。貧しいけれど、よく働き、美しい声をした少年だった。そのスーホがある日つれて帰ってきた白い子馬は、だんだんと大きくなり、スーホととても仲良くなった。スーホは白い馬のために、白い馬はスーホのために一生懸命だった。ところが…。

引用:Amazon「内容紹介」

『スーホの白い馬』大塚勇三著、赤羽末吉絵(福音館書店)は、モンゴルの昔話をもとにした絵本です。モンゴルの伝統的な楽器「馬頭琴」の由来にまつわる悲しい物語です。羊飼いの少年スーホは怪我をしていた白馬を拾って、大切に育てます。数年後、立派に育った白馬といっしょにスーホは競馬大会に出場して優勝しました。ところが、領主はスーホに白馬を渡すように命令して、スーホと白馬ははなればなれになってしまいます。白馬は馬小屋から逃げ出して、スーホのところに帰ろうとするのですが……。

ちなみに、モンゴルでは「スーホの白い馬」の知名度は低く、日本人から初めて聞く方が多いのだとか。

『絵本ナビ』で『スーホの白い馬』のレビューを見る

『ねむりひめ』

子どもがいない王さまとお妃さまのもとに、待望の女の子が生まれました。そこで、王さまは盛大なお祝いをひらき、うらないおんなたちを招待します。招待されたうらないおんなたちは、次々に王女に贈りものをします。ところが、ひとりだけ招待されなかったことを恨みに思った13番目のうらないおんなが、「ひめは、15になったら、つむにさされて、たおれてしぬぞ! 」と叫びます。うらないを恐れた王さまとお妃さまは、姫をお城の塔にとじこめてしまいます。

引用:Amazon「内容紹介」

『ねむりひめ』グリム著、フェリクス・ホフマン絵、せたていじ訳(福音館書店)は、グリム童話にも収録されているヨーロッパの昔話をもとにした絵本です。「15歳になったら、紡ぎ車のつむが指に刺さって死ぬ」という呪いをかけられたお姫様が100年間の眠りのあとに王子様に救われるというお話です。

ディズニー・アニメの『眠れる森の美女』の原作として有名ですね。もちろん、アニメーションもすばらしい作品ではありますが、スイスの画家フェリクス・ホフマンの芸術的なイラストで『ねむりひめ』を読むこともすばらしい体験になると思います。

『絵本ナビ』で『ねむりひめ』のレビューを見る

『だいくとおにろく』

何度橋をかけてもたちまち流されてしまう川に、橋をかけるよう村人に依頼された大工が、川岸で思案していると、鬼が現れて、目玉とひきかえに橋をかけてやるといいます。いいかげんな返事をしていると、2日後にはもうりっぱな橋ができあがっており、鬼は目玉をよこせとせまります。「おれのなまえをあてればゆるしてやってもええぞ」と鬼がいうので、大工は……。日本の昔話の絵本。

引用:Amazon「内容紹介」

『だいくとおにろく』松居直著、赤羽末吉絵(福音館書店)は、日本の昔話をもとにした絵本です。「おまえの目玉をよこしたら、橋をかけてやる」と鬼にいわれ、大工は適当な返事をして家に帰ってしまいます。2日後には立派な橋ができあがっていて、目玉をよこせ、と鬼に迫られますが、「おれのなまえをあてればゆるしてやってもええぞ」と鬼はいいます。

大工は鬼の名前を当てることができるのでしょうか。ハラハラとした緊張感が子供たちを夢中にさせる絵本です。

『絵本ナビ』で『だいくとおにろく』のレビューを見る

ワールドライブラリーパーソナルの紹介

WORLDLIBRARY Personal お姉ちゃんになったね編

最後に「World Library Personal(ワールドライブラリーパーソナル)」という絵本の定期配本サービスを紹介します。

ワールドライブラリーは海外の絵本を翻訳出版している出版社です。現在約30カ国、95タイトル以上の絵本を保有しています。

「WORLD LIBRARY Personal」は、こどもの成長に合わせて月額1,000円(税別、別途送料200円)で毎月届く、絵本の定期配送サービスです。申し込み月の翌月より配送開始で、毎月15日前後の絵本が届きます。

1歳4ヶ月から7歳11ヶ月まで、月齢に応じていつでも加入することができます。

ワールドライブラリーは海外の名作絵本を厳選しているため、子どもの国際的な感覚を養いながら、成長を助けることができます。

定期配本サービスであるため、単品で購入するよりお買い得です。「日本だけではなく海外の絵本も読んで育ってほしいな」と考えている親御さんは利用を検討してみてもいいかもしれませんね。

 

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