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『資本論』マルクス 第3章「貨幣または商品流通」第3節「貨幣」

マルクス 資本論 外国文学

第3節は、a. 貨幣退蔵 b. 支払手段 c. 世界貨幣 の3項に分かれています。順番に見ていきましょう。

a. 貨幣退蔵
流通手段の貨幣ではなく、貨幣を貯蔵する手段としての貨幣の機能。商品流通が発展するにつれ、商品を購入するためではなく、商品形態を貨幣形態で置き換えるために、商品を売却する者が現れる。貨幣は商品変態を媒介する機能を妨げられ、「退蔵貨幣」に固定化する。

b. 支払手段
後払いの売買が発生し、その支払をするための貨幣の機能。「商品流通の発達とともに、商品の売り渡しは、その価格の実現から時間的に分離されるという関係」が発展する。債権者と債務者が生まれ、貨幣は「支払手段」になる。

c. 世界貨幣
国内だけではなく、世界に通用する貨幣の機能。「その国で生長していた価格の尺度標準、鋳貨、補助貨および価値標章」は国際的に通用しないため、「貴金属の本来の地金形態にかえる」。「世界貨幣は、一般的な支払い手段として、一般的な購買手段および絶対的な社会的な富一般(普遍的の富)の体化物として機能する」。

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