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『資本論』マルクス 第1章「商品」part 3

マルクス 資本論 外国文学

『資本論』第1章第4節「商品の物神的性格とその秘密」

当節は短いため、簡単に済ませておきましょう。

商品の「物神的性格」とは何でしょうか。マルクスは以下のように述べています。

「それゆえに、商品形態の神秘に充ちたものは、単純に次のことの中にあるのである、すなわち、商品形態は、人間にたいして彼ら自身の労働の社会的性格を労働生産物自身の対象的性格として、これらの物の社会的自然属性として、反映するということ、したがってまた、総労働にたいする生産者の社会的関係をも、彼らのほかに存する対象の社会的関係として、反映するということである」

つまり、商品同士の関係に、人間同士の関係が現れている、ということを主張しています。

この主張は、構造主義の観点から非常に重要です。人間が主体性を持っているわけではなく、経済的な関係が人間の存在を決定する、という構造主義の思想家に特徴的な考え方です。この主張が根底にあることを意識しながら、読んでいきましょう。

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